耐震等級とは?
「耐震等級」とは住宅の耐震性能、つまり住宅がどれだけ地震に強いかを示す指標です。
品確法は住宅の品質確保の促進等に関する法律で、住宅建築における決まり事を定めた建築基準法とは異なります。
耐震等級1(一般的な戸建て住宅)
耐震等級2(病院や学校などと同等の強度を持つ住宅)
耐震等級3(消防署や警察署などと同等の強度をもつ住宅)
耐震等級には現在3等級が設けられており、基本となる等級が耐震等級1となっています。
耐震等級1
数百年に1度起こる地震に対して倒壊や崩壊の危険がないとされ、数十年に1度起こる地震に対しても建物の損傷がない程度の耐震性を備えている住宅のことを指します。一般的な戸建て住宅などが当てはまります。
耐震等級2
耐震等級1において想定されている地震の1.25倍強い地震が発生した場合も、倒壊・崩壊しないとされている耐震性を備えた建物のことを指し、病院や学校など公共性の高い施設と同等のレベルの住宅が当てはまります。
耐震等級3
耐震等級3が求められる建物として、防災時の拠点となる警察署や消防署などが挙げられます。 2022年現在で、耐震等級1の1.5倍である耐震等級3は最も優れた耐震性能である証明となるでしょう。
住宅性能評価書を確認する
震等級を調べる方法として、住宅性能評価書を確認する方法があります。
住宅性能評価書とは、国土交通省が定めた第三者機関が全国共通ルールに基づいて住宅性能を評価した証明書です。
住宅性能評価書には10の分野で住宅の安全性を評価しており、「構造の安全に関すること」の項目で耐震等級を確認することができます。
住宅性能評価書で耐震等級を調べる方法を「新築・中古・マンション」のケース別に紹介しますので、確認して物件選びに役立ててみてください。
まとめ
耐震等級は、住宅を強さ・強度によって等級に分類した性能表示です。
近年頻発する自然災害にあわせ、より耐震性に優れた家を探す場合に必要不可欠な情報です。 また耐震等級とは別に、新しく家を建てる場合やリフォームを行う際、防災対策やセキュリティ強化もあわせて行うことでより住みやすい安全安心な家が実現できるでしょう。
防犯・防災の両方に役立つホームセキュリティで、家族や家を守る対策をこの機会に検討してみてはいかがでしょうか。
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