新婚夫婦に最適な賃貸物件の間取りは?失敗しないため注意点も
新婚夫婦に人気の間取りとは?間取ごとのメリットもご紹介
まずは新婚夫婦に人気の間取り・おすすめの間取りについて、間取ごとのメリットと共にご紹介します。
人気No.1は2LDK
新婚夫婦のみ皆さんに人気No.1間取りは、リビングダイニングキッチン(LDK)の他に居室が2部屋ある2LDKです。
一般的にLDKは10帖以上あり、ダイニングテーブルやソファーをゆったりと配置できます。
居室が2部屋あるので、1部屋を寝室専用に使ってもあと1部屋余裕があります。
来客に泊まってもらったり、夫婦喧嘩をしたときに一人になったり、子供が生まれたら子供部屋にしたりと、多目的活用できて便利です。
夜勤がある仕事をしていると、夫婦で生活リズムが異なる場合もあります。
居室が2部屋あると必要に応じて寝室を分けることが出来るので、お互いの睡眠を邪魔しないで生活できます。
リーズナブルな2DKと3DK
部屋数が欲しいが家賃は抑えたいときは、専用面積の割に部屋数が多く、家賃もリーズナブルな2DKや3DKがお勧めです。
1980年代に多く建築された「●DK」の間取りの賃貸物件は、築年数が古いなどの理由から抑えめの家賃設定が多いです。
部屋の構成はダイニングキッチン(DK)の他に居室が2部屋もしくは3部屋となります。
DKの広さは6帖以上10帖未満が一般的で、小さめのダイニングテーブルを配置するには十分な広さがあります。
広めのダイニングではテレビやソファーを配置することも可能です。
ダイニングと隣の部屋が引き戸で仕切られている場合、戸を外せばダイニングと隣室に一体感が生まれLDKのような使い方もできます。
2部屋以上の居室を活かして、生活リズムの異なる夫婦の寝室を分けたり、1部屋を仕事部屋や子供部屋にしたりもできるでしょう。
3DKでは、寝室の他に趣味部屋や収納部屋といった、特定の目的を持った部屋を作ることも可能です。
コンパクトな1LDK
リビングダイニングキッチン(LDK)の他に居室が1部屋の1LDKはとてもコンパクト。
生活空間としてはリビングが寝室かの2択渡いうことになり、新婚夫婦の2人の距離がとても近い生活を送れます。
生活リズムが同じで、いつも2人でいることを楽しめる夫婦に特におすすめの間取りです。
1LDKの間取りではLDKの広さが8帖以上あることが一般的で、2人用のダイニングテーブルやソファーを配置することが可能です。
部屋数が少ない分、LDKが10帖以上の物件も多くあります。
12帖以上の広いLDKならば、空間を仕切るように家具を配置すると、リビングの一角にキッズスペースを作ることもできます。
新婚夫婦が間取や広さを話し合う際のポイントは?
間取りや広さで失敗すると、せっかくの新婚生活が残念なことになってしまう場合も。
失敗しないためにどういうポイントで話し合っておくと良いか、考えていきましょう。
生活リズムにあった間取りは?
夫婦でも生活リズムが異なることはしばしばあります。
夜勤のある仕事や時間が不規則な仕事をしていると、自然と睡眠をとる時間帯も夫婦で異なってきます。
ゆっくり睡眠がとれないと疲れやストレスが溜まってしまい、体調を崩してしまうかもしれません。
生活リズムが異なる2人の場合は居室が2部屋以上あり、寝室を分けられる間取から物件を選ぶように話し合いましょう。
自宅で仕事をする?
主に自宅で仕事をする人の場合、仕事専用のスペースが必要になります。
自宅で仕事をするときに仕事部屋を確保するのか、部屋の一角を仕切ってワークスペースするのかなど、間取を考えるときに話し合いましょう。
荷物の量はどのくらい?
新婚夫婦の新居では2人分の荷物を収納するスペースが必要になるため、どんな荷物がどのくらいあるのかを確認しあっておくことも大切です。
趣味の道具ややコレクションなど荷物が多い場合は、荷物を収納するのに必要な広さについて、夫婦でよく話し合いましょう。
押し入れやクローゼットに入りきらない量の荷物がある場合、収納部屋を作ることも考えてみましょう。
子供が欲しい?子供部屋は作る?
すでに子供がいたり、近い将来にこどもが欲しいと望んでいる場合は、子供用のスペースをどう確保するかを話し合いましょう。
2LDKや2DKでは、リビングやダイニングの隣に和室があると、小さい子供を遊ばせたり昼寝をさせたりするのに重宝します。
1LDKなど単身者もターゲットとする物件では、夫婦はOKだけど子供はNGというところもあります。
結婚ごすぐに子供もを望む場合、1LDKよりも2DK以上のファミリー向けの物件を検討しましょう。
希望する条件の優先順位は?
新婚夫婦が新居に求める条件は多種多様です。
しかし、夫婦が望む条件のすべてをクリアした物件はなかなか出てきません。
そこで、希望する条件を一つひとつ書き出し、それぞれの条件に優先順位をつけましょう。
その際どうしても譲れない条件があれば、素直にパートナーに協力を求められるとよいですね。
その代わり、その他の部分は相手に譲歩するという心がけで話し合うと、話し合いがスムーズに進みます。
物件選びの前に予算を決めよう!
物件選びを始める前に、各費用の予算の上限を決めておきましょう。
家賃
予算決めより先に物件探しを始めると、間取の良さや部屋のきれいさなどに目を奪われて高い家賃の物件を選んでしまうことも。
収入に見合わない家賃を払い続けることは、経済的な負担が重すぎますし、家賃以外の生活費が足りなくなる心配もあります。
一般的に無理なく払える家賃は収入の30%以下の金額と言われています。
新婚夫婦の場合は、生活家電の購入や将来の子供の教育費などにもお金が必要なので、収入の25%以下を家賃の目安にすると無難です。
初期費用
家賃の場合、家賃の他に初期費用が必要です。
家賃の5~8倍ほどにもなる初期費用は、新婚夫婦にとって重い負担となります。
初期費用として何万円までなら払ってもよいか、家賃とは別に予算を立てておきましょう。
敷金割引やフリーレントのキャンペンーンを利用すれば、初期費用はさらに抑えられ大変お得に賃貸物件を借りられます。
内見は必ず2人で行こう!
実際の物件を確認する内見は、必ず2人で行きましょう。
2人で同じ間取り図を見ていても実際の部屋を確認したら、部屋のサイズ感や収納の大きさ、生活の動線
などの印象が夫婦で異なることもしばしばです。
立地にも気を付けよう!
間取りや広さの条件が良い物件でも、立地がイマイチだと日々の生活に不満を感じるようになってしまいます。
特に共働きの夫婦の場合、それぞれの通勤時間が同じくらいになる立地がベストです。
どちらか一人の通勤時間が極端に長くなってしまうような状況は、不満やストレスの原因になります。
周辺環境も重要です。
駅やスーパー、コンビニ、病院、子供が通う保育園や幼児園、学校などが行きやすい場所にあるかも立地選びの大切なポイントです。
まとめ
新婚夫婦におすすめな間取りは1LDK、2DK、2LDK、3DKで、中でも一番に気は2LDK。
2LDKは使い勝手がよく、夫婦2人の暮らしにも、子供が生まれた後の暮らしにも対応できます。
新居の間取りや広さを話し合う際のポイントは、夫婦の生活リズムにあっているか、自宅で仕事を行うか、荷物の量、子供を望むかなどです。
希望条件に優先順位をつけて話し合うと、話をまとめやすくなります。
何かご質問などがございましたら、お気軽くにお問い合わせください。
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