マイホーム購入の時に多くの方が悩まれるポイントの一つがキッチンです。
特に女性はキッチンで過ごす時間も多いため、調理や片付けなどをなるべく効率的に済ませたい、壁に向かって家事をするのは寂しい、リビングの子供の様子を見ながら、作業したい、夫や娘が家事に参加しやすい、様々な希望があるのではないでしょうか?
キッチンにはL字型、対面式のほかにアイランド型など、様々なタイプが存在しますが、家族構成やライフスタイルによっても、使いやすい形は異なります。
今回は、対面式キッチンのメリット・デメリット・タイプについてご紹介します。
対面式キッチンのメリット
Ⅰ.作業しながらの家族間コミュニケーションが増える
家族と会話しながら作業できるため、家族の家事参加のハードルが下がり、協力的になってくれるという印象をお持ちの方が多いです。
Ⅱ.作業中、広がる空間に目を向けることが出来る。
リビングのお子さんの様子を確認したり、テレビを見たり、窓の風景を眺めたり、と開放的な空間で作業可能となります。
Ⅲ.収納を増やせる
壁面をキッチンクローゼットとして使用できるので、収納力を増やすことが出来ます。
対面式キッチンのデメリット
Ⅰ.キッチンのスペースを広く取る必要がある
壁付けキッチンと比べ、通路を確保する必要もあり、面積を大きく占用してしまいます。
Ⅱ.臭い、油、水撥ねの心配がある
キッチンとダイニング・リビングとの間に仕切りがない場合、臭いが部屋中に充満したり、油・水撥ねの為床が汚れたりする心配があります。
Ⅲ.手元が丸目になる
フラットなデザインの対面キッチンは、作業中の手元が丸見えになります。
また、シンクに洗い物が溜まっている様子なども見えてしまうため、来客時にはかなり気を使うかもしれません。
実際、オープンキッチンで「後から目隠し対策が必要になった」という方も多くいらっしゃいます。
キッチンのタイプ
アイランドキッチン
アイランド型タイプは、壁についていないための周りを回遊できるのが大きなポイントです。
2人以上で調理や片付けをする際にも作業しやすく、家族と一緒に作業することが多い方、キッチンのスペースを特に広く取りたいという方にお勧めです。
また、ワークトップの一部はカウンターにするという使い方もできるため、お店のように家族や友人とより近くで話しながら食事をしたりお酒を飲んだり、といったことも可能です。
I型対面キッチン
対面式タイプは、リビングやダイニングの様子を見ながら作業できるのがメリットです。
特に最近ではリビングやダイニングで学習する子供が増えているため、お子さんがいる家庭では、料理をしながら子供に声をかけたり、宿題を見てあげたりといったコミュニケーションがとりやすくなります。
配膳やお皿洗いなどのお手伝いもしてもらいやすく、キッチン側・リビング側からお互いがみえるため、家族の様子が分かりやすいがポイントです。
L型対面キッチン
L字型キッチンはI型キッチンよりも作業スペースが広く取れる上、キッチンがL字型になっているので移動が楽なのが特徴です。
部屋のスペースを有効活用できるので、その分ダイニングスペースやリビングスペースをゆったり取ることもできます。
壁側にコンロは設置するのがセオリーですので汚れが飛びにくいのも魅力の一つです。
収納を広く取りたい方や、スペースを有効に使ってリビングやダイニングではゆったりたい方、料理に集中したい方には、L字型がお勧めです。
セパレート型キッチン
セパレート型のキッチンというのはシンクとコンロを別々に分けたキッチンのことを言います。二つに分かれている分、シンク、コンロそれぞれの横に作業スペースを設けることが出来るのは大きな魅力です。
ペニンシュラキッチン
左右どちらかが壁についいるものをペニンシュラキッチンと呼びます。片方を壁につけることで、アイランドキッチンに比べてスペースを取らず、間取りの制約を上けにくいので、最近、採用が増えてきている注目のキッチンです。片方は開放的な作りになっているので、アイランドキッチンの良さも盛り込まれています。
まとめ
キッチンには様々なタイプがありますが、部屋の広さや収納、それぞれの性格や家族構成などによって選ぶことが重要です。