永住権がなくても住宅ローンは組める?具体的な対策を解説!
「日本に永住権がなくても住宅ローンは組めるのか」知りたいと思っていませんか?永住権がなければ住宅ローンを組める銀行が限られてしまいますが、ローンの利用自体は不可能ではありません。
今回は、住宅ローンを組むことを検討されている方に向けて、永住権とはなにか、永住権がなくても住宅ローンを組めるのかどうかについてご紹介します。
永住権とは、外国人が在留期間を制限されることなく滞在国に永住できる権利のことです。
この権利は、「永住者」という在留資格にあたります。
永住権を取得するための条件3つ
ⅰ.素行が善良であること
Ⅱ.独立の生計を営むに足りる資産または技能をもっていること
Ⅲ.永住が日本国の利益に合すると認められること
外国人でも住宅を購入できる
近年、外国人労働者の増加にともなって、日本国籍のない人でも日本で住宅を購入したいと考えるケースが増えています。外国では、その国に永住権をもたない人は不動産を買えないところもありますが、日本では永住権がなくても土地や住宅を購入できます。
しかし、金融機関からお金を借りて住宅を購入する場合、永住権をもたない人はどうしても不利になってしまうのが実情です。永住権がある場合は日本人と同じように住宅ローンを組めますが、永住権をもたない場合は審査に通るのが難しくなってしまいます。
永住権なしの外国人が住宅ローンを組めるのか
永住権がなければ住宅ローンの審査に通りづらい旨をお伝えしましたが、完全に不可というわけではありません。たとえ日本の永住権がなくても、一定の条件を満たすことで住宅ローン審査を通過できる場合があります。当然、永住権をもっているに越したことはありませんが、借入時の条件次第では住宅ローンを利用できる可能性もあるのです。以下で詳しく解説していきます。
ⅰ.在留期間が一定以上であること
Ⅱ.自己資金を一定以上用意できること
Ⅲ.勤続年数が一定以上かつ安定した収入があること
永住権なしだと住宅ローンが組みにくい理由
ⅰ.帰国してしまうリスクがある
Ⅱ.保証会社の保証がつけにくい
Ⅲ.日本語でのやり取りが難しい人が多い
Ⅳ.安定した収入が望めない
永住権なしで住宅ローンを組むための対策
ⅰ.日本人の配偶者に保証人になってもらう
Ⅱ.住宅の頭金を多く出す
まとめ
ここまで、日本の永住権をもっていない外国人が住宅ローンを組むための方法について解説しました。外国人が日本で住宅ローンを組むには永住権をもっていれば申請が通りやすく、もっていない場合は日本人や日本国籍をもっている人を保証人にするなど、一定の条件を満たすことが必要です。
永住権を取得できる段階にある場合は、取得後のほうが住宅ローンを組める確率が上がるでしょう。
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