事前に用意しておこう!契約時に必要なものとは
基本的な契約時の流れ・必要書類から、フリーランスなど収入が安定しない場合や学生や新社会人の場合に必要な書類は?
誰でも契約に必要な書類はこれ!
賃貸物件の契約は
1.不動産会社に希望の物件を申し込む
2.不動産会社が審査する
3.審査通過後に契約する
一.物件を申し込む際に必要な書類
・申込書
・身分証明書
以上の2点を求められることが多いです。
申込書には以下のような情報が必要になります。
・契約者本人の情報
名前、生年月日、住所、電話番号、勤務先名、勤務先住所・電話番号,年収、勤務年数
・連帯保証人の情報
名前、生年月日、住所、電話番号、住居の情報(持ち家・賃貸など)勤務先名、勤務先住所・電話番号、年収、勤務年数
二.審査通過後の本契約で必要な書類
契約時
・印鑑... 印鑑登録証を提出した場合は、その印鑑が必要
・銀行口座印鑑、通帳... 家賃を口座引き落としで支払う場合に必要
・身分証明書... 運転免許証や保険証、パスポートなど。
・契約金... 敷金・礼金・家財保険料・前家賃(入居可能日から次の家賃支払い日までの家賃を日割り計算したもの)・仲介手数料など。口座引き落としで家賃と一緒に支払うこともある。金額は事前に提示がある。
なお、不動産会社や契約する物件によって、求められるものは異なります。
契約の際は必ずその都度確認をしてください。
契約の流れ
1. 申し込みをする
内見をして入居したい物件が決まったら、申込書を記入します。この申込書をもとに入居審査が行われるので、契約者および連帯保証人の勤務先や年収など、審査のための具体的な内容を記入する必要があります。同居人がいる場合は、同居人の勤務先などを記入する場合もあります。収入については、後日、証明書類を求められるケースがあるため、虚偽をしないようにしましょう。
2. 入居審査が行われる
入居審査は通常数日〜1週間程度かかり、不動産会社や物件のオーナー、保証会社などによって行われます。借主の収入に対して家賃が高すぎないか、連帯保証人の支払い能力などを審査して、問題がなければ契約の手続きが進められることになります。
3. 重要事項説明を受ける
入居審査が通ったらいよいよ契約です。特に重要な事項を書面にまとめたものを読み上げて交付を行う「重要事項説明」を受けて、問題がないことを確認します。
重要事項説明は、宅地建物取引士の資格を所持している人が行うよう法律で定められており、それ以外のスタッフが行うことはできません。入居後に貸主と借主の間でトラブルを発生させないためにも、きちんと説明を受けて確認することが大切です。同意したら、重要事項説明書に署名、捺印をします。
4. 契約書に記入する
重要事項説明を受けて、契約内容に相違がなければ、契約書の記名と捺印を行います。契約書には連帯保証人の自筆のサインと捺印も必要になるので、持ち帰って後日郵送などにより提出する流れになります。
5. 初期費用を入金する
敷金や礼金、前家賃、家財保険料などの初期費用を支払います。指定口座に入金する場合や、契約時に手渡しする場合などさまざまです。また、契約日よりも前に入金するよう求められるケースもあります。
まとめ
・賃貸物件の入居には、まずは「申し込み」そして審査通過後に「本契約」があります。申し込み時に必要な書類は身分証明証と申込書と少なめ。契約時には住民票、印鑑証明書、連帯保証人に関する書類など、準備するものが多くなります。
・申し込み時、契約時には印鑑はマスト。シャチハタはNGです。契約時には銀行印や通帳、敷金礼金などの諸費用を求められることもあるので、契約前に何を用意すべきか、必ず確認してください。
・フリーランスや新社会人などの場合、収入を保障できるものが求められます。確定申告書や内定通知書、労働条件通知書などで証明可能です。書類の発行には時間がかかるものもあるため、早め早めに準備しておきましょう。