高台の住宅のメリット・デメリット
様々な地形がある日本では、高台に建っている住宅もあります。
近年、異常気象といえるほどの大雨や強い台風が増えつつある日本では、水害を懸念して高台に建つ物件を検討する人も増えているのではないでしょうか。
今回は、高台に建つ物件について詳しく紹介していきます。
高台に建つ住宅を購入するメリット
高台に建つ家は、窓からの眺望がよく、広々とした空間を感じることが出来るという特徴があります。
Ⅰ.日当たりがいい
周りに高いビルなどが少ないので、眺望がいいことに加えて、日当たりがいいというのが魅力です。
隣の敷地と適度な距離があることも多いので、圧迫感がなく明るい室内で過ごすことが出来ます。
Ⅱ.空気がきれい
道路から距離が保たれているため、排気ガスが届きにくく空気がきれいです。
Ⅲ.災害時に安心
地震の際の津波や大雨、台風などによる水の被害が起きても、高台であれば水の被害を比較的受けにくく、安心して生活できます。
Ⅳ.周囲の人目が気にならない
高台に建つ物件は、周囲からの人目が気になることがほとんどないので、カーテンや窓を開け放して過ごすことが出来ます。
高台に建つ住宅を購入するデメリット
Ⅰ.交通アクセスが不便なことがある
高台がある地域や駅から離れたところということが少なくありません
住宅近くを走るバスがない場所もあり、車が必須という地域もあります。
Ⅱ.自宅までの昇り降りに苦労する
これは、誰もが想像できることかと思いますが、高台に家があるということは昇り降りををしなければならないということになります。
車を使わない場合は、帰宅時に急な坂や階段を昇らなければならないので、買い物帰りや毎日の通勤通学時に苦労します。
Ⅲ.住宅地に適さない場合に建てられていることもある
地盤が安定していることが多い高台とは言っても、中には住宅地に適さないところに家が建てられていることもあります。
「急傾斜地崩壊危険区域」に指定されているところもあるため、専門家に見てもらうなど、あらかじめ確認することが大切です。
まとめ
高台に建つ住宅は、見晴らしや日当たりが良く、水害の際にも危険が少ないというメリットがあります。
反面、交通アクセスが不便だったり自宅までの昇り降りが大変だったりというデメリットもあります。
住宅地に適さない地盤のところもあるので、きちんと確認した上で検討するようにしましょう。
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